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千葉県

江戸前千葉海苔


旬:11月~3月

歴史の中で築かれた製法が産む
品質高い香りと旨味が自慢

ギョギョいち

プライドストーリー

時代を超えて人々に愛される
栄養たっぷりの万能健康食品

 千葉県(東京湾)で採取されたもののうち、千葉県漁連が実施する海苔共販において検査基準を満たしたものが江戸前千葉海苔として販売されます。
 昔は海苔の養殖は行われておらず、天然もののみが採取されていました。養殖技術が確立したのは江戸時代。東京湾で採れた海苔を和紙の製紙技術を用いて紙状に加工して、板海苔が作られました。当時の生産の中心は大森村(現在の東京都大田区大森)周辺。大森の海苔は将軍家への献上品として使用されていました。その後、海苔の生産は全国へ広まり、明治時代には限られた嗜好品から庶民の日常食へと変化しました。
 海苔には、極めて消化の良い良質のたんぱく質が豊富に含まれています。さらに健康に必要なカリウム、カルシウム、ナトリウムなどのミネラル類、ビタミン類や食物繊維もたっぷり。子どもからお年寄りまで、幅広い世代に食べてもらいたい健康食品と言えます。
 千葉県の東京湾で生産した海苔を使った製品は、香りの強さと口に入れた瞬間に広がる甘みが最大の特徴。一度食べたら忘れられないおいしさです。

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水揚げ漁港や漁法

全国有数の海苔の生産地。
受け継がれてきた養殖方法による確かな品質が自慢

 東京湾では、現在千葉県と神奈川県の一部の海域で海苔養殖が行われています。千葉県の海苔養殖は、東京湾に面する市川市・船橋市沿岸の北部地区と木更津地区、富津地区の3地区。海苔網への種付けは9月中旬ごろに行われます。千葉県では大きな水槽にカキ殻糸状体(カキの殻に海苔の種付けをしたもの)を入れ、その上の水車に網を張り回転させて種付けする陸上採苗にて行われています。養殖方法は、海苔網を取り付けるために浅瀬に支柱棒・竹杭を建てて行う支柱養殖と、水深の深いところで海水表面に海苔網を浮かべて行う浮き流し養殖(ベタ流し)の2種類があります。
 海苔の生産量は、昭和初期まで東京都が全国1位でした。しかし東京湾の埋め立てが進み、養殖地が減少。昭和38年に東京都の海苔養殖は幕を閉じましたが、それに代わり千葉県が海苔生産を継承しています。現在では、東京湾での海苔の生産量のうち約97%を占めています。
 千葉県の海苔の生産量は、平成24年実績で全国8位の約15,000t(生産枚数で役3億2千万枚)。強い磯の香りとおいしい甘み、優れた色艶により人気を誇り、愛されています。

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