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大阪府

大阪のイワシシラス


旬:4~6月

上質な海で育つシラスは、
絶妙な食感と味の濃さが魅力

プライドストーリー

大阪湾の豊かな栄養と餌が育んだ、鮮度抜群のイワシシラス。
港を活気づかせる、春を代表する魚

 「シラス」とは、体の細長い、黒い色素がまだ発達していない仔魚の総称です。「マシラス(マイワシの仔魚)」や「ウルメシラス(ウルメイワシの仔魚)」などの種類がありますが、近年大阪湾で漁獲されているものはほとんどが「カタクチシラス(カタクチイワシの仔魚)」です。
 カタクチイワシの産卵期は長く、年によっては12月ごろまで漁が続くほど。「春シラス」と呼ばれる春に漁獲されるシラスは、イカナゴに並ぶ春を代表する魚のひとつ。ゴールデンウィーク前後から漁が始まり、港を活気づかせる春の風物詩です。紀伊水道から太平洋にかけての外洋域で生まれ、潮の流れに乗って大阪湾に入ります。(夏から秋に大阪湾で生まれるものは「秋シラス」と呼ばれます。)植物性・動物性プランクトンの豊富な大阪湾で育つシラスは、味が濃く大変おいしいと評判です。
 魚本来の旨みが味わえる生シラス丼は極上の味。獲れたてのシラスを釜茹でした「釜揚げシラス」は、ほんのりとした塩味でふかふかの身と舌触りが魅力です。「上干ちりめん」は適度な歯ごたえと噛むほどにじんわりと旨みが増し、口に広がります。また、そのまま食べるのはもちろん、シラスと大根おろしとの相性は抜群です。その他、サラダに入れてもおいしくいただけます。

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水揚げ漁港や漁法

鮮度維持を徹底し、水揚げ後はすぐに入札・加工。
とれたての新鮮な味わいが楽しめます

 シラスは、2隻の網船で細かい目の網をゆっくり曳く「船びき網」で漁獲されます。この網の形が、ズボンの下に履く「パッチ(ももひき)」に似ていることから、通称「パッチ網」とも呼ばれています。袋と呼ばれる獲れたシラスが溜まる部分は脱着式で、漁獲されたシラスが新鮮なうちに運搬船により漁港へと運ぶことが可能。水揚げされたシラスはすぐに入札にかけられ、釜揚げシラスやちりめんに加工されます。また、最近では市内のデパートにも生食用にシラスが並ぶようになりました。
 資源を守るため、漁業者が話し合い、休漁日や操業時間の短縮などの取り組みを行っています。

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