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沖縄県

沖縄美ら海まぐろ
「メバチマグロ」


旬:9~3月

鮮やかな身はさっぱりとした味わい。
赤身や中トロが人気

プライドストーリー

大きな目からその名がついたメバチマグロ。
脂質が少なくすっきりと食べやすい、広く親しまれる味。

 暖かな海に囲まれた沖縄県。暖かい海を好むマグロが産卵期に沖縄近海に集まるため、クロマグロをはじめキハダ・メバチ・ビンチョウと、日本全国で漁獲される4種類のマグロ全てが水揚げされています。港から近い漁場に恵まれているため、本土とは違い、冷凍ではない「生鮮マグロ」が1年中楽しめる、マグロの名所です。
 メバチマグロは関東で多く流通しています。体長は大きいもので1.5~2mほど。体重は80kg前後で、目がぱっちり大きいことが特徴です。クロマグロに比べて脂は控えめですが、クセのない赤身や中トロが人気。回転寿司やスーパーのお刺身売り場でもよく見られます。
 部位によって栄養素が異なるマグロ。赤身部分はタンパク質が豊富。マグロに含まれるタンパク質は良質で、脂肪肝を防ぐ効果があると言われています。血合いには、コレステロールの代謝促進や肝臓強化に優れた効果を発揮すると言われている話題のタウリンや、血行を良くする作用があり美肌作りや肩こり、腰痛にも効果があると言われているビタミンE、貧血予防に効果的な鉄分が多く含まれます。トロ(脂身)には動脈硬化を防ぐEPA(エイコサペンタエン酸)、DHAやビタミンA、D、Eが赤身よりもさらに豊富。血流を促進するため脳血栓・脳梗塞予防、高脂質症改善に効果的ですが、脂質が多く赤身の3倍のエネルギーを含むため食べすぎには要注意です。

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水揚げ漁港や漁法

年中を通して沖縄県で水揚げされているマグロ。
環境にやさしい、伝統ある漁法で水揚げ

 沖縄は冷凍でない生のマグロが水揚げされる全国でも稀な産地であり、年間を通して常にまぐろ類が水揚げされています。
クロマグロ(本まぐろ)を始めとして、キハダマグロ、メバチマグロ、ビンナガマグロは暖かい海を好むため沖縄近海に自然と集まってくるのです。
 沖縄でのマグロの獲り方は2種類あります。
 
①延縄漁業(はえなわ)
 戦後、食糧難の時代に当時の琉球列島米国民政府の援助で開始し、その後、日本政府と県外の協力をもとに遠洋マグロ延縄漁業が導入されました。投縄作業では、幹縄(みきなわ)に餌(イワシなど)の付いた枝縄(えだなわ)を結びつけ、枝縄5~10本ごとに浮きを付け、浮きから針までの距離で漁獲する水深を調整します。1つの幹縄の長さは約100km、針の数は2000本以上に及びます。約5時間かけて海中に全ての縄を投げ、縄が絡まないよう注意しながら作業します。
 そして、揚縄作業では、投縄作業から4時間程待ち、巻き上げ作業を開始します。巻き上げ機で縄を巻き上げ、魚がかかっていると人の手で引上げます。投縄作業が5時間程かかるのに対し、揚縄には10~15時間かかり大変な作業です。漁獲されたマグロは船上で手早くエラ、内臓を取り除き、血抜きをして魚槽に収め、鮮度管理します。
 
②パヤオ漁業
 パヤオ(浮漁礁)とは、魚を集めるために海面に浮かべた人工漁礁のことで、浮漁礁を 利用した漁業が盛んなフィリピンでの呼び方です。このパヤオに魚が集まってくるのには諸説あります。回遊性の魚類は浮いているものに集まる習性がありパヤオに付着したプランクトンを食べる魚が集まり、その魚を食べる為に中型、大型の魚が集まる事が考えられます。設置されている場所は水深1,000m以上の沖合で、船で片道1時間程かかります。現在、パヤオは県内に約200基設置されています。

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