第18回シーフードコンクール

プロを目指す学生部門 給食で楽しむお魚ワンプレート

お魚料理チャレンジ部門 ○○で楽しむお魚ワンプレート

第18回シーフード料理コンクール 入賞作品決定!

2017年12月2日(土)、東京・服部栄養専門学校にて第18回シーフード料理コンクールの実技審査・表彰式が行われました!「プロを目指す学生部門」「お魚料理チャレンジ部門」合わせて約3,000件の応募があった中、書類選考を通過した16名が全国から参加。それぞれの部門のテーマに沿った料理を調理し、服部幸應審査委員長をはじめとした審査委員の試食により各賞が決定しました!

プロを目指す学生部門給食で楽しむお魚ワンプレート お魚料理チャレンジ部門○○で楽しむお魚ワンプレート
最優秀賞
農林水産大臣賞
あじな気持ちでオシャレプレート橋口 幸音さん
JF宮崎漁連推薦
都城東高等学校
調理科3年
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大漁満足!魚釣りの朝に親子で楽しむお魚ワンプレート玉谷 貴子さん
山形県 レシピはこちら
水産庁長官賞
味覚弾ける!ニシンづくしプレート春井 優一さん
北海道三笠高等学校
食物調理科3年
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家族そろって楽しい海鮮ワンプレート森田 昌子さん
JF熊本漁連推薦 レシピはこちら
大日本水産会会長賞
三重の華やかプレート長田 実季さん
三重県水産物消費拡大促進協議会推薦
三重県立相可高等学校
食物調理科3年
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お手軽でも満足和食プレート田村 和子さん
千葉県 レシピはこちら
日本放送協会会長賞
魚で世界を味わえ!桶仕 奈那さん
岐阜女子大学
健康栄養学科4年
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豪快にがぶり!海の幸ぎっしり爆弾揚げのワンプレート長瀬 有里さん
茨城県 レシピはこちら
日本おさかな
マイスター協会
会長賞
ハワイ風ワンプレート七宝 大翔さん
福井県
青池調理師専門学校
高等課程1年
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審査委員長特別賞
貝いっぱいドリアランチプレート前出 麻衣さん
三重県
鈴鹿大学短期大学部
食物栄養学専攻1年
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入選作品
さんまでお魚ライスバーガーのワンプレート岸 美月さん
北海道
酪農学園大学食と健康学類
管理栄養士コース3年
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海軍げんキッズランチ岩田 千波さん
富山県 レシピはこちら
Seafood・Café要害 莉緒さん
宮城調理製菓専門学校
上級調理科西洋料理専攻2年
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海の世界新村 清佳さん
静岡県おさかな普及協議会推薦 レシピはこちら
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やさしい味わいで楽しむ
お魚ワンプレート
野々上 昌利さん
大阪府 レシピはこちら
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連子鯛の医食同源プレート髙井 顕さん
山口県
下関漁港沖合底びき網漁業ブランド化協議会推薦
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全国漁業協同組合
連合会会長賞

実技審査&表彰式 イベントレポート

2017年12月2日(土)、東京・代々木の服部栄養専門学校において、第18回シーフード料理コンクールの実技審査・表彰式を開催しました。 プロを目指す学生部門1,959件、お魚料理チャレンジ部門1,027件の応募の中、書類選考により選ばれた計16名が参加。 調理した料理を審査委員が試食し、審査結果の発表・表彰を行いました。当日の様子は下記の動画をご覧ください。

開会式

狭き門をくぐり抜けた出場者。
審査委員からは熱のこもったメッセージが寄せられた

 開会式は、全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)の大森 敏弘常務理事による主催者挨拶でスタート。本コンクールが長きにわたり続いていることへの感謝が語られるとともに、「心を込めて作ったレシピが、たくさんの方々へ広まることを願っています」と、期待のメッセージが寄せられました。続いて審査委員である料理界・メディア界の専門家7名とさかなクンが登場!服部幸應審査委員長(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長)の挨拶では、「リラックスして、ご自分の技量を大いに発揮してください!」と、出場者に応援の言葉が送られました。

JF全漁連 大森 敏弘 常務理事による挨拶
審査委員8名が一言ずつコメント
服部幸應審査委員長から出場者へメッセージ

実技審査

手際よく調理を進める姿はまさに壮観。
一人ひとりの熱い想いが形になっていく

「お魚料理チャレンジ部門」
 「お魚料理チャレンジ部門」のテーマは「◯◯で楽しむお魚ワンプレート」。出場者は、「お店」や「おうち」といった、好きなシチュエーションを想定したワンプレート料理に腕をふるいます。調理の様子を見ようと各調理台を回る審査委員。委員からの質問に対し、持参した新鮮な魚へのこだわりや、家族など大切な人のために考案したレシピへの想いについて説明する出場者の姿が印象的でした。
「プロを目指す学生部門」
 「プロを目指す学生部門」のテーマは「給食で楽しむお魚ワンプレート」。ピリッとした緊張感が漂う会場で、各調理服に身を包んだ学生たちがテキパキと調理を進めます。プロを目指す学生だけあって、その眼差しは真剣そのもの。魚介類のチョイスや調理方法、味付けなどは、栄養面や食べやすさ、味の好みといった子どもへの配慮が感じられます。調理技術もさることながら、細部までこだわりを感じさせる盛り付けも見事なものでした。
【お魚料理チャレンジ部門】質・鮮度の良い魚は審査委員も高く評価
【お魚料理チャレンジ部門】段取りよく調理を進める出場者
【お魚料理チャレンジ部門】各調理台を回る審査委員
【プロを目指す学生部門】無駄のない動きで調理を進めていく
【プロを目指す学生部門】慣れた様子で魚をさばく
【プロを目指す学生部門】盛り付けの細部までこだわりを感じる

試食審査・講演会

審査委員による試食審査、
JF全漁連による講演会の実施

 完成した料理は試食審査会場に運ばれ、審査委員が試食。また、参加者はJF全漁連輸出・直販拡大事業部 三浦部長による講演会を聴講しました。講演は「Ⅰ.日本の生魚をもっと食べよう」「Ⅱ.海外へ向けた国産水産物の消費拡大」「Ⅲ.国内に向けた国産水産物の消費拡大 プライドフィッシュプロジェクト」の3部構成。生魚を食べることが健康な体づくりに効果を発揮することや、JF全漁連が国内外で展開する国産水産物の普及活動について紹介されました。

漁師自慢の魚・プライドフィッシュについてはこちら 漁師自慢の魚・プライドフィッシュについてはこちら

見た目も華やかなワンプレート料理がずらり
今年はどれもレベルの高い出来栄えだったとのこと!
JF全漁連 三浦部長による講演

表彰式

待ちに待った結果発表!
レベルが高い回だったと高評価の声も

 表彰式は、水産庁漁政部加工流通課 永井春信課長の来賓代表挨拶で始まり、「日本の魚食量が減少する中で、魚食普及につながる素晴らしいコンクールを開催していただいたことをありがたく思います」と、感謝の言葉が述べられました。審査結果は4位にあたる日本放送協会会長賞から順に発表され、賞状・記念品の授与が行われます。受賞作品がモニターに映し出されると、カメラやスマートフォンで撮影する出席者の姿が多く見られました。

 審査委員による講評では、どの作品も見た目・味ともに優れており、甲乙つけがたかったと称賛の声が多く上がりました。服部審査委員長は、出場者それぞれが鮮度・質の良い魚を意識して使用していたことを高く評価。さらに、お魚料理チャレンジ部門 最優秀賞受賞作品のワンプレートの一品「あじのたたきサンド」について、「伝統的な和の魚料理をサンドイッチにするのは新鮮な試み」と語り、「日本人として、これからも和食を大事にしていってほしい」と述べられました。出場者全員での記念撮影をもって、コンクールは終了。皆様お疲れ様でした!

水産庁漁政部加工流通課 永井課長の挨拶
最優秀賞・農林水産大臣賞の表彰
審査委員一人ひとりによるコメント
服部審査委員長による講評
最優秀賞受賞者と審査委員で記念撮影

審査委員(敬称略)

〈審査委員長〉

服部 幸應 学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長
井上 幸洋 割烹井上 代表
佐藤 月彦 学校法人服部学園 服部栄養専門学校 調理技術部 西洋料理 主席教授
田口 道子 管理栄養士・料理研究家
平沢 裕子 産経新聞東京本社 編集局文化部 記者
長沢 美津子 おさかなマイスター、朝日新聞東京本社 報道局デスク
大森 敏弘 全国漁業協同組合連合会 常務理事

〈特別委員〉

さかなクン 国立大学法人 東京海洋大学名誉博士/客員准教授
農林水産省 お魚大使、 JF全漁連魚食普及推進委員

主催者より

今年も、両部門それぞれアイデアあふれるオリジナルレシピが出揃いました。JF全漁連中央シーフードセンターでは、今後これらの入賞作品を食育や魚食普及活動のさまざまな場で活用させていただくとともに、たくさんの方々にお魚の良さを伝え、魚料理を食べていただけるような活動をしていきたいと考えております。 このコンクールに作品を寄せられた多数の皆様に対し、厚く御礼申し上げますとともに、審査委員長の服部幸應先生をはじめ審査委員の方々、後援・協賛を頂きました各団体および関係各位に対しまして心より感謝申し上げます。

主催:
全国漁業協同組合連合会(中央シーフードセンター)
後援:
農林水産省 NHK 一般社団法人 大日本水産会 フード・アクション・ニッポン推進本部プライドフィッシュプロジェクト企画委員会
協賛:
全国漁業共済組合連合会 全国共済水産業協同組合連合会 全国漁連のり事業推進協議会 海と魚と食を考える会
日本おさかなマイスター協会 公益社団法人 全国調理師養成施設協会 全国高等学校家庭クラブ連盟 全国家庭科教育協会
一般社団法人 全国料理学校協会 NPO日本食育インストラクター協会 一般社団法人 全国栄養士養成施設協会

プライドフィッシュを使用したレシピはプライドフィッシュWEBサイトにて公開、または今後開催予定の「Fish-1グランプリ」のプライドフィッシュ料理コンテストへ自動エントリーさせていただく場合があります。ご了承ください。

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