入賞作品
最優秀賞 農林水産大臣賞
最優秀賞 農林水産大臣賞
水産庁長官賞
大日本水産会会長賞
日本放送協会会長賞
日本おさかなマイスター協会会長賞
審査委員長特別賞
入選作品
お魚料理チャレンジ部門
カンタン!まぐろついすたぁー
小西桃奈さん
静岡県立榛原高等学校普通科1年
静岡県おさかな普及協議会推薦
もっちりクリーミーサケット
吉田鮖さん
主婦
大阪府
あなごの豆腐スフレ レモン風味
野坂卓幹さん
広島県立大竹高等学校総合学科3年
広島県
プロを目指す学生部門
冷し茶碗蒸し トマトあんかけ
脇 姫香さん
郡山女子大学短期大学部家政科
食物栄養専攻2年/福島県
めかじきの中華風ソテー
畠 美沙子さん
横浜栄養専門学校1年
神奈川県
鯵の中国風手毬寿司仕立て香辣(シャンラー)ソース
水口健一さん
辻調理技術研究所中国料理課程1年
大阪府
ご挨拶
応募総数 3,790 作品
プロを目指す学生部門: | 91 校 1,943 作品 |
お魚料理チャレンジ部門: | 1,847 作品 |
2012年12月2日服部栄養専門学校別館において、第13回シーフード料理コンクールを開催しました。全国から寄せられた3,790作品の応募の中から、書類審査で選ばれた16作品が実技に臨み、自慢の腕を競っていただきました。実技審査では服部幸應審査委員長(学校法人服部学園 服部栄養専門学校理事長・校長)ほか計8名が審査を行い、入賞作品が決定し表彰式を行いました。
13回目を迎えた今回は、『さかなで彩る美味しい食卓』をメインテーマとし、手軽で美味しいおさかなメインの料理を募集しました。さらに今年度は、部門別テーマを設定し、プロを目指す学生部門は、「おさかな料理ファンを増やそう!美味しいおさかなレシピを提案~友達・家族・・・さかな料理ファンをたくさん作って、魚食の輪をひろげよう!」、また、お魚料理チャレンジ部門は、「30分以内でできるメインのおさかな料理」とし、様々な場面で楽しめるお魚料理を募集しました。プロを目指す学生、お魚料理チャレンジ部門の計2部門で自慢の腕を競っていただきました。
当日の審査では、魚介藻類との味や香りのバランス、美味しさ、手軽さ、調理の仕方、独創性や栄養・経済面への配慮が考慮されているかを基準に審査しました。
講評
審査委員長の服部幸應先生は講評の中で、「審査は、最終的に料理の総合的な味、そして、われわれに訴えかけるものがあるかどうかが重要です。農林水産大臣賞に選ばれた料理は、全体のバランスが良く、ダシが効いて、工夫されていました。」また、「料理は、塩梅とダシと火加減と切り方です。さらに勉強していただきたい。自分の目標をさらに上へ持っていくには、競い合った結果が大事だと思います。競い合うことが少ない今、自分の体と知能をつかって競い合うことが重要。皆さん、よく戦ってくれました。大変感動しました。」と出場者を讃えました。
おさかなマイスター
おさかなマイスターの高田理一朗さんは、おさかなマイスターの活動の一つである「魚には骨がある」の出前授業の様子、また日頃の体験談などを踏まえ、魚を見て、触って、調理して、食べること、そのように魚の本質を知ることが大事であり、そのような体験を通じた感動が次世代へ繋がっていくと述べられました。
主催者から
魚介類は、DHA・EPAなどの不飽和脂肪酸や良質なたんぱく質を多く含むなど、優れた栄養特性を持っており、健全な食生活を送る上で重要な食料となっています。
一方で、国内の魚介類の消費は、若者から高齢者まで減少しており、私たちの健康増進を図るためにも、国産水産物の消費拡大や、国民の水産業への理解醸成、栄養バランスのとれた食生活の推進を図ることが重要です。
この「シーフード料理コンクール」では、新鮮な感性と豊かなアイディアを活かしたオリジナルレシピを広く募集し、私たちの食生活において、より身近に、魚介藻料理を作り・楽しみ、また優秀作品を広くPRすることで、お魚料理の良さを再発見していただきたいと考えております。
今回は、プロを目指す学生部門から若者の視点から考える魚食普及に繋がるお魚料理を、お魚料理チャレンジ部門からは、家庭でより短時間に出来るお魚料理を募集し、様々な場面で楽しめるお魚料理を発掘、普及していきます。
JF全漁連中央シーフードセンターでは、今後これらの入賞作品を食育や魚食普及活動のさまざまな場で活用させていただくとともに、たくさんの方々にお魚の良さを伝え、魚料理を食べていただけるような活動をしていきたいと考えております。
終わりに、このコンクールに作品を寄せられた多数の皆様に対し、厚く御礼申し上げますとともに、審査委員長の服部幸應先生をはじめ審査委員の方々、後援・協賛を頂きました各団体および関係各位に対しまして心より感謝申し上げます。
審査委員(五十音順、敬称略)
〈審査委員長〉 服部 幸應 |
学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長 |
井上 幸洋 | 株式会社 割烹井上 代表取締役 |
佐藤 月彦 | 学校法人服部学園 服部栄養専門学校 調理技術部 西洋料理 主席教授 |
田口 道子 | 管理栄養士・料理研究家 |
井上 周一郎 | おさかなマイスター・株式会社大田魚力 取締役 営業統括本部長 |
平沢 裕子 | 産経新聞東京本社 編集局文化部 記者 |
長屋 信博 | 全国漁業協同組合連合会 常務理事 |
〈特別委員〉 さかなクン |
農林水産省 お魚大使・東京海洋大学客員准教授 |
主催・後援・協賛
主 催 : | 全国漁業協同組合連合会(中央シーフードセンター) |
後 援 : | 農林水産省 (社)大日本水産会 FOOD ACTION NIPPON推進本部 |
協 賛 : | 全国共済水産業協同組合連合会 全国漁業共済組合連合会 全国漁連のり事業推進協議会 |
海と魚と食を考える会 日本おさかなマイスター協会 (社)全国調理師養成施設協会 | |
全国高等学校家庭クラブ連盟 全国家庭科教育協会 (一社)全国料理学校協会 | |
NPO日本食育インストラクター協会 (社)全国栄養士養成施設協会 | |
※本イベントは、水産庁「魚の国のしあわせプロジェクト」に登録されています。 |