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広島県

三原やっさタコ


旬:6~8月

太く締まったぷりぷりの身。
濃厚な旨みは一度食べたら癖になる

プライドストーリー

絶好の環境でおいしく育つ、三原やっさタコ。
漁業者の努力によって定着した実力派ブランド

 三原沖の海は、広島県の中でも一番小島が多く、水温が一定できれいな水が特徴。岩場が多くカニやエビが多く生息している環境は、美食家できれい好きなタコには絶好の住処となっています。海流が早い三原の海域では、タコはしっかり岩に張り付いていなければいけません。そのため、海流で鍛えられたタコは身が締まり、短く太くなった足は歯ごたえ抜群。味は濃く、一度食べると病みつきになるおいしさです。
 三原市漁協は、三原で漁獲されるタコを地元の「三原やっさ祭り」にちなみ「三原やっさタコ」と名付け、ブランド化を推進しています。平成25年10月に特許庁に商標登録出願し、翌年2月末に認証(登録番号:登録第5652887号)。市内の小学校で開かれた水産教室にて児童が描いたタコのイラストを、PR用のデザインとして採用し出荷用の箱に貼るシールに用いるなど「三原やっさタコ」のブランド化に力を注いでいます。
 さらに三原市漁協では、事務所に隣接してタコの加工施設を設置し、冷凍タコや天ぷらなどの加工販売も積極的に実施。今では、三原といえば「三原やっさタコ」と言われるまでに定着しています。

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水揚げ漁港や漁法

世襲制で江戸時代から受け継がれる伝統のたこつぼ漁。
巧みの技で漁獲されるタコは、見た目も味も品質抜群

 三原のタコ漁は、江戸時代より代々世襲制で引き継がれています。そうすることで、漁場を大切に保ちながら、熟練の技を駆使し、捕りすぎずにタコと共存する漁を実現しています。このタコ漁に込められた熱いこだわりこそが、三原のタコ文化が発展した背景だといわれています。
 主な漁法はたこつぼ漁。体に傷が付きにくいため、とてもきれいなタコを水揚げすることができます。約100個のつぼをつけた全長1,000mにもなる1本のロープを、5~10本程度海に沈めます。沈める場所は漁業者ごとに代々決まってはいますが、ブイなどの目印はなく、船上から見える島の形などから判断して沈めたロープを引き上げます。この作業は、長年の勘と経験により成せる、地元漁師の熟練の技のひとつです。
 漁獲したタコは、水ぶくれを防ぐため塩水で洗い、足先まで整った傷のない美しいタコを厳選します。その後、急速冷蔵庫で-27℃まで冷凍することで、鮮度を保ったままでの長期保存が可能。さらに冷凍することで、旨みはそのまま保ちつつ身質は柔らかく食べやすくなり、なおかつぬめりが楽に取れるといった利点があります。

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