旬：12月～2月
庄内浜で水揚げされるヒラメは、春の産卵期に備えて冬に最も美味しくなります。
近年は水揚げ量が減少傾向にあるものの、主に底曳網漁業で漁獲されるヒラメは、血抜き活締め処理を施すことが主流であり、その手法が統一されているため、地元仲買人の間では品質が安定していることから、旬を問わず人気がある魚種です。
更なる認知度向上と消費拡大を目指すため、冬のプライドフィッシュとして選定しました。
ヒラメは種苗放流魚種であり、例年７月頃に種苗放流を実施しながら、資源の維持増大に取り組んでいます。
食べ方は、刺身が一番美味であるが、時期によっては焼きや煮付けも美味です。
近年では、当組合の由良水産加工場が昆布締めを商品開発し、人気商品となっています。
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庄内浜で水揚げされるヒラメは、春が産卵期であり、産卵期直前の冬に身が肥えるため最も美味となります。
漁獲はほぼ周年ですが、秋から冬は主に沖合に生息するため底曳網漁業で主に漁獲されます。当県の底曳網漁船は、全船「山形県機船底曳網漁業協議会」に所属し、漁獲情報や漁獲後の処理に関する情報は全船で共有しており、脱血処理も同様の機材を利用することで品質の安定を図っています。
春から夏にかけては、刺し網漁業や定置網漁業で漁獲され、血抜きは底曳網漁業にならって施されています。
山形県に所在する拠点港である吹浦漁港・酒田港・加茂港・由良漁港・堅苔沢漁港・鼠ヶ関港の全てで水揚げされ、主な漁法は底曳網及び刺し網漁業、定置網漁業によって漁獲されます。
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