第20回シーフードコンクール

第20回シーフード料理コンクール 入賞作品決定!

2019年12月7日(土)、東京・服部栄養専門学校にて第20回シーフード料理コンクールの実技審査・表彰式が行われました!「お魚料理チャレンジ部門」「プロを目指す学生部門」合わせて約2,600件の応募があった中、書類選考を通過した16名が全国から参加。それぞれの部門のテーマに沿った料理を調理し、服部幸應審査委員長をはじめとした審査委員の試食により各賞が決定しました!
料理する出場者の様子を収めた動画もページ中ほどで公開中ですので、ぜひご覧ください。
詳しくはこちら!!

お魚料理チャレンジ部門
最優秀賞
農林水産大臣賞
魚介豆乳冷やしタンタン麺吉田 萌さん
千葉県立館山総合高等学校
家政科3年

主な魚種:あじ・かつお レシピはこちら
水産庁長官賞
ギョ!お魚スウィーツ♪鯛浮島下村 真理子さん
熊本県
主な魚種:たい レシピはこちら
大日本水産会会長賞
ヒンヤリシャーベット出汁の雑炊黒木 風歌さん
JF宮崎漁連推薦
宮崎県立富島高等学校
生活文化科3年

主な魚種:しいら レシピはこちら
日本放送協会会長賞
大葉が香る魚うどん~とよはし添え~望月 麻衣さん
愛知県立豊丘高等学校
生活文化科3年

主な魚種:たら レシピはこちら
審査委員長特別賞
太刀魚とみかん香る パパッとパエリア星野 圭唯さん
静岡県おさかな普及協議会推薦
静岡県立藤枝北高等学校
総合学科食品科学系列3年

主な魚種:たちうお・あさり レシピはこちら
入選作品
ふんわり・モチモチ・紅白こんぶザンギ大西 澄子さん
北海道
主な魚種:さけ・たら・こんぶ レシピはこちら
しらすをおいしく!シーフードパフェ堀田 実優さん
愛知県立岩津高等学校
生活デザイン科3年

主な魚種:しらす レシピはこちら
みえパッチョ伊藤 麻菜さん
三重県水産物消費拡大促進協議会推薦
三重県立白子高等学校
生活創造科2年

主な魚種:はまぐり レシピはこちら
全国漁業協同組合連合会会長賞
上記出場者全員
プロを目指す学生部門
最優秀賞
農林水産大臣賞
エスニック風鮭のザンギ丼畑山 陽太さん
北海道三笠高等学校
食物調理科1年

主な魚種:さけ レシピはこちら
水産庁長官賞
シャークハンバーガー原 美咲さん
京都府立海洋高等学校
海洋資源科3年

主な魚種:ほしざめ・とびうお レシピはこちら
大日本水産会会長賞
塩ウニのフランと隠元のムース佐々木 真歩さん
宮城調理製菓専門学校
上級調理技術科2年

主な魚種:うに レシピはこちら
日本放送協会会長賞
牡蠣の鉄鍋ギョーザ風青木 春奈さん
福岡県
平岡栄養士専門学校1年

主な魚種:かき・白身魚 レシピはこちら
日本おさかなマイスター協会会長賞
あんこうのコッペサンド竹本 春香さん
山口県
下関漁港沖合底びき網漁業
ブランド化協議会推薦
エコール辻大阪1年

主な魚種:あんこう レシピはこちら
入選作品
鰤だし大根上田 安希さん
富山県立雄峰高等学校
調理師養成課程1年

主な魚種:ぶり レシピはこちら
射込み高野豆腐宮川 愛斗さん
岡山県立津山東高等学校
食物調理科1年

主な魚種:さわら レシピはこちら
カンパチのパイ包みポルチーニソース山浦 琉聖さん
JF宮崎漁連推薦
延岡学園高等学校調理科3年

主な魚種:かんぱち レシピはこちら
全国漁業協同組合連合会会長賞
上記出場者全員
お魚料理チャレンジ部門 プロを目指す学生部門
最優秀賞
農林水産大臣賞
魚介豆乳冷やしタンタン麺吉田 萌さん
千葉県立館山総合高等学校
家政科3年

主な魚種:あじ・かつお レシピはこちら
エスニック風鮭のザンギ丼畑山 陽太さん
北海道三笠高等学校
食物調理科1年

主な魚種:さけ レシピはこちら
水産庁長官賞
ギョ!お魚スウィーツ♪鯛浮島下村 真理子さん
熊本県
主な魚種:たい レシピはこちら
シャークハンバーガー原 美咲さん
京都府立海洋高等学校
海洋資源科3年

主な魚種:ほしざめ・とびうお レシピはこちら
大日本水産会会長賞
ヒンヤリシャーベット出汁の雑炊黒木 風歌さん
JF宮崎漁連推薦
宮崎県立富島高等学校
生活文化科3年

主な魚種:しいら レシピはこちら
塩ウニのフランと隠元のムース佐々木 真歩さん
宮城調理製菓専門学校
上級調理技術科2年

主な魚種:うに レシピはこちら
日本放送協会会長賞
大葉が香る魚うどん~とよはし添え~望月 麻衣さん
愛知県立豊丘高等学校
生活文化科3年

主な魚種:たら レシピはこちら
牡蠣の鉄鍋ギョーザ風青木 春奈さん
福岡県
平岡栄養士専門学校1年

主な魚種:かき・白身魚 レシピはこちら
日本おさかな
マイスター協会
会長賞
-
あんこうのコッペサンド竹本 春香さん
山口県
下関漁港沖合底びき網漁業
ブランド化協議会推薦
エコール辻大阪1年

主な魚種:あんこう レシピはこちら
審査委員長特別賞
太刀魚とみかん香る パパッとパエリア星野 圭唯さん
静岡県おさかな普及協議会推薦
静岡県立藤枝北高等学校
総合学科食品科学系列3年

主な魚種:たちうお・あさり レシピはこちら
-
入選作品
ふんわり・モチモチ・紅白こんぶザンギ大西 澄子さん
北海道
主な魚種:さけ・たら・こんぶ レシピはこちら
鰤だし大根上田 安希さん
富山県立雄峰高等学校
調理師養成課程1年

主な魚種:ぶり レシピはこちら
しらすをおいしく!シーフードパフェ堀田 実優さん
愛知県立岩津高等学校
生活デザイン科3年

主な魚種:しらす レシピはこちら
射込み高野豆腐宮川 愛斗さん
岡山県立津山東高等学校
食物調理科1年

主な魚種:さわら レシピはこちら
みえパッチョ伊藤 麻菜さん
三重県水産物消費拡大促進協議会推薦
三重県立白子高等学校
生活創造科2年

主な魚種:はまぐり レシピはこちら
カンパチのパイ包みポルチーニソース山浦 琉聖さん
JF宮崎漁連推薦
延岡学園高等学校調理科3年

主な魚種:かんぱち レシピはこちら
全国漁業協同組合
連合会会長賞
上記出場者全員

実技審査&表彰式 イベントレポート

※この動画は画質(解像度)を変更する事ができます。詳しくはこちらのページにある手順に沿って変更してください。

開会式

第20回という節目の年に集った出場者。
国内外における魚食文化拡大へ期待の声が寄せられた

 今回は、シーフード料理コンクール第20回目の開催となる節目の年です。開会式は全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)の三浦 秀樹 常務理事による主催者挨拶で始まり、海外で魚介類の需要が高まっていることを紹介。「将来は魚料理の達人として、世界各国で活躍してください」とメッセージを送りました。続いて、審査委員である料理界・メディア界の専門家7名とさかなクンが登場。服部 幸應審査委員長(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長)の挨拶では、「皆さんの作る魚料理が、日本人が食生活にもっと魚を取り入れるきっかけとなってほしい」と、魚食普及推進の担い手への期待を語りました。

全国漁業協同組合連合会の三浦 秀樹 常務理事による挨拶
審査委員8名が一言ずつコメント
服部幸應審査委員長から出場者へ激励のメッセージ

実技審査

地域への愛がこもった作品や、豊かなアイデアが詰まった作品が登場

 両部門ともに、「簡単に作れる 私の一押し!ギョ(ご)当地ギョ(魚)料理」というテーマのもと、調理時間60分の中で日頃磨いた料理の腕を競い合います。ご当地の食材やプライドフィッシュを使用した郷土愛あふれる作品や、柔軟な発想を取り入れた作品がたくさん登場しました。

「お魚料理チャレンジ部門」
一般の方、「プロを目指す」以外の学生、及び漁業関係推薦者が出場する当部門。スタートの合図とともに、出場者は手際よく、スピーディに作業を進行していきます。その様子を見て回り、食材や調理法について質問をする審査委員。珍しい食材をさかなクンが試食する、和気あいあいとした雰囲気の場面もありました。
「プロを目指す学生部門」
専門的に調理・栄養を勉強している学生が出場する部門。食のプロを目指すひとりひとりがピンと張り詰めた空気が漂う会場で、無駄のない身のこなしで調理を進めていきます。水揚げはされても食されていない魚をあえて選ぶなど、持続可能性や地元の発展を意識している出場者もおり、審査委員は感心している様子でした。

 完成した料理は試食審査会場に運ばれ、審査委員による試食審査が行われました。

【お魚料理チャレンジ部門】スタートの合図とともに一斉に作業に取り掛かる
【お魚料理チャレンジ部門】さかなクンが食材を試食する場面も
【お魚料理チャレンジ部門】真剣な表情で調理に没頭する
【プロを目指す学生部門】地域の食材の活かし方に感心した様子の審査委員
【プロを目指す学生部門】固定概念にとらわれない自由な発想の料理も
【プロを目指す学生部門】最後の盛り付けまで気が抜けない
別室で試食審査を行う審査委員

講演会

愛嬌たっぷり!
さかなクンの講演に出場者も和やかなムードに

 20周年記念講演として、さかなクンによる「一魚一会(いちぎょいちえ)」と題した講演会が行われました。直筆イラストや撮影画像をスクリーンに映しながら、さかなクンが魚介藻類を好きになった幼少期の思い出から、最近の魚介研究の取り組みまでを解説しました。さらに、その日の朝地元で獲れた実際の魚も披露。ユーモアも交えながらお話しするさかなクンの講演に、先程まで緊張感が漂っていた会場も和やかな空気となりました。
 なお、さかなクンはJF全漁連が運営する漁業や魚の情報を発信するWEBメディア「Sakanadia(サカナディア)」の特別ライターでもあります。

Sakanadia(サカナディア)についてはこちら Sakanadia(サカナディア)についてはこちら

魚が好きになったきっかけを話す
魚や人との「出会いに感謝」と語るさかなクン
地元で獲れたシュモクザメを会場に見せる

表彰式

いよいよ結果発表!

 表彰式は、水産庁漁政部加工流通課 天野 正治課長の来賓挨拶で始まり、「日本の宝である魚食文化を広く伝えていけるよう、水産庁として皆様の取り組みを支援していきたい」とコメントが寄せられました。続いて、コンクール開催20周年を記念し、JF全漁連 大森 敏弘 代表理事専務から各審査委員へ感謝の記念盾の授与が行われ、「当コンクールを20年間続けられたのもこれまで参加してくださった皆様、支えてくださった関係者の皆様のおかげです」と感謝の言葉が述べられました。さらに「受賞者の今」として、過去の受賞者の現在を取材したスライドも紹介され、20年という歳月の重みを感じさせられました。
 そしていよいよ、各賞の発表と賞状・記念品の授与が行われ、次々に喜びの声が上がりました。

 審査委員による講評では「楽しんで料理する姿を見習いたいと思った」「皆さんの想いが伝わってきた」といった賛辞が贈られました。服部審査委員長の総評では、生臭さを塩で抑える技法の大切さについて語られ、美味しいものを提供する喜びを得られるよう腕を磨いてほしいと述べられました。そして、審査委員、出場者全員による写真撮影をもって、コンクールは幕を閉じました。

水産庁漁政部加工流通課 天野正治課長の挨拶
審査委員代表として服部審査委員長に感謝の記念盾を授与
最優秀賞・農林水産大臣賞の表彰
審査委員一人ひとりによるコメント
服部審査委員長による総評
記念撮影

審査委員(敬称略)

〈審査委員長〉

服部 幸應 学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長
井上 幸洋 割烹井上 代表
佐藤 月彦 学校法人服部学園 服部栄養専門学校 調理技術部 西洋料理 主席教授
田口 道子 管理栄養士・料理研究家
平沢 裕子 産経新聞東京本社 編集局文化部 記者
長沢 美津子 おさかなマイスター、朝日新聞東京本社
編集委員 文化くらし報道部
三浦 秀樹 全国漁業協同組合連合会 常務理事

主催者よりお陰様で20周年を迎えました!

20年前に国の食生活指針を受け、米と魚中心の日本型食生活の定着を図る目的で始まったシーフード料理コンクールは、これまで45,000を超えるオリジナルレシピが応募され、食のプロを目指す学生や一般消費者の皆様から様々な場面で楽しめる魚介藻料理が披露されました。優れた栄養特性と機能性をもつ魚介藻類を美味しく楽しんでいただくために、私たちは今後も活動して参ります。このコンクールに作品を寄せられた多数の皆様に対し、厚く御礼申し上げますとともに、これまで支えて頂きました後援・協賛団体、審査委員、関係各位に対しまして心より感謝申し上げます。

主催:
全国漁業協同組合連合会(中央シーフードセンター)
後援:
農林水産省 NHK 一般社団法人 大日本水産会 フード・アクション・ニッポン推進本部 プライドフィッシュプロジェクト企画委員会
協賛:
全国漁業共済組合連合会 全国共済水産業協同組合連合会 全国漁連のり事業推進協議会 海と魚と食を考える会
日本おさかなマイスター協会 一般社団法人日本さかな検定協会 公益社団法人 全国調理師養成施設協会 一般社団法人 全国栄養士養成施設協会 全国高等学校家庭クラブ連盟 全国家庭科教育協会
一般社団法人 全国料理学校協会 NPO日本食育インストラクター協会

プライドフィッシュを使用したレシピはプライドフィッシュWEBサイトにて公開、または今後開催予定の「Fish-1グランプリ」のプライドフィッシュ料理コンテストへ自動エントリーさせていただく場合があります。ご了承ください。