魚縞に沸く、岡山の海。待ち焦がれた「おおぶく」の季節!
おりしも岡山の海は魚縞に沸いております。
春の潮に乗っていろいろな魚が縞になって、島のように目の前の海に押し寄せ、浜は日に日に活気づいてまいります。
春の潮に乗っていろいろな魚が縞になって、島のように目の前の海に押し寄せ、浜は日に日に活気づいてまいります。
いかなごのふるせ(親)に始まり、しんこ(しらす)。そろそろおおぶく(とらふぐ)の走りが入り始める。
男たちはなにやらそわそわと、仲間たちと打ち合わせ。いつやるか?誰に声かけるか?、どこでやるか?企み始める。
男たちはなにやらそわそわと、仲間たちと打ち合わせ。いつやるか?誰に声かけるか?、どこでやるか?企み始める。
「おおぶく一本買い込んでリョオって(料理して)なべじゃ。」
「2キロくらいがええぞ。白子が食える。」「♂買ってこいよ。」
「わしゃあ♂か♀かわからんがな。」
「漁協の直売所で組合の人に聞きゃあええがな。それと、みがいて(毒を除く処理して)もろうて来い。」
「よっしゃわかった。」
おりしも、里は花見の盛り、みんなウキウキで仕事が手につかない。
待って焦がれたふぐの季節。瀬戸内真ん中プライドフィッシュ!
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